CSV 比較 実践ガイド
基本的な使い方は 使い方ページにまとめています。 ここでは業務シーン別の具体的な活用方法を、要点を絞ってご紹介します。 手順をより詳しく知りたいケースは、各セクション末尾の詳細ページもあわせてご覧ください。
ケース 1: 顧客リストの新旧突合
困りごと: 旧月の顧客リストと今月の顧客リストを比べ、退会者や新規登録者を特定したい。
解決手順:
1. 旧月リストをマスター(A)として読み込む
2. 今月リストを比較対象(B)として読み込む
3. 「A だけにある行を抽出」 → 退会者一覧が得られる
4. 逆向き(今月をマスター、旧月を比較対象)で抽出 → 新規登録者一覧が得られる
注意点: 顧客 ID で並び順をあらかじめ揃えるか、ID 列だけ抽出して比較すると確実です。 名前変更・住所変更まで検出したい場合は、ID + 名前 + 住所 を 1 行にまとめた中間ファイルを作る方法が有効です。
ケース 2: 商品マスタの差分管理
困りごと: EC サイトの商品マスタを更新する際、追加された商品・削除された商品・価格変更があった商品を把握したい。
解決手順:
1. 旧マスタ.csv をマスター(A)、新マスタ.csv を比較対象(B)として読み込み
2. 「A だけにある行」 = 削除候補商品
3. 逆向きで「B だけにある行」 = 追加商品
4. 価格列のみ抽出した両ファイルで再度比較 → 価格変更検出
注意点: 商品コードと商品名のペアで比較するため、商品名の表記揺れ(半角全角・スペース)に注意。
ケース 3: 月次データ(売上・在庫等)の差分
困りごと: 月次で締めた売上集計と、再集計後のファイルにズレが無いか確認したい。
解決手順:
1. 締めた版をマスター、再集計版を比較対象として読み込み
2. 「A だけにある行」 = 抜けたデータ
3. 逆向き = 追加されたデータ
注意点: Excel で開いて再保存すると、数値が指数表記になったり、先頭ゼロが消えたりするため、CSV のまま比較するのが安全です。
ケース 4: 設定ファイル(環境別 .env / .conf)の diff
ケース 5: アンケート回答の重複排除
困りごと: フォームから回収した回答に、明らかな重複(同一人物が複数回送信)が混じっている。
解決手順:
1. 全データを Excel で「メールアドレス」列でソート
2. 重複行を抽出した CSV と、ユニーク化した CSV の 2 つを作成
3. ユニーク版をマスター、全件版を比較対象として比較し、重複行を確認